窓と玄関ドアが入っている。
窓はYKKapの樹脂サッシなのだが、プラチナステン色にしている。和風スタイルであれば、通常はブラウン色にするかもしれない。私たちも随分悩んだのだが、プラチナステン色を選んだ。
というのは、近隣にある様々な家々をたくさん見てみたが、ブラウン色は『程好いコントラスト』と『野暮ったさ』との間で非常に微妙なバランスになっていると感じていた。思うに、木の色や土の色に近いブラウン色は、落ち着いた和テイストと良くマッチするものではあるが、ベタ塗りのブラウン色というのは逆に自然的でない。そのため、浅い茶色なら違和感は少ないのだが、濃い目の茶色になると、いかにもペイント感というか人工的な感じが気に障る。
そういうことから、ブラウン色は仕上がりを見てみないと良否がわからず、リスクが高いと判断した。なので、無難でコントラストが取りにくくはあるが、プラチナステン色にしたのだ。
窓が嵌められた感じを見たら、うーん、それで良かったかな、と思う。ここはもう、好みの問題ではあるけれど。

ドアもYKKapで、ヴェナートS15タイプのハニーチェリー、親子扉でブラックのストレートハンドルだ。これも最終的に合ってくるのかどうかわからない。仕上がりの最終くらいまで保護材を取り外さないだろうし、完成してみないことには。
他でも書いたが、玄関の開口部を広くすることを目的に、引き戸ではなく開き戸で、かつ親子扉にしてある。そうなると、なかなか和風にしがたいものがあり、いろいろと考える中で、スリットが和風に近いと思えるタイプを選んだ。元々、採光のないベタッとした玄関ドアだと、玄関が暗くなり過ぎるかもという懸念やドアの圧迫感の懸念があったので、スリットはどうにか入れたかったということもある。この辺は、知り合いの方々が導入したような、玄関ドア上に採光窓を作っておくのが本質的には良かったのかもしれない。
それ以外は、順調に進捗しているな、というところ。屋根(ROOGA)を載せるのもこれからであるようであった。

window-door