エコ。エコロジーなのかエコノミーなのか。気にかかるのが、エコロジーのほう。『生態学』あるいは『環境』という感触の言葉。『エコロジー』自体は別に環境にとって良いとも悪いとも言っていない気がするのだが、良性なイメージを醸し出す用語である。特にエネルギー分野ではエコロジー的なアプローチ=エコノミーとなることが多いので、どちらのエコにも通じている。それ故益々曖昧に、安易に使われているように思われる。
とはいえ、エコ何とかと聞くと興味が湧いてくる自分が単純でちょっと悲しい。

それで、お湯供給源としては、エコキュートとエコジョーズを考えた(ハイブリッドな供給源としてのエネファームやエコウィルは別項で)。
ヒートポンプであるエコキュートには惹かれていたのだが、エコジョーズとした。それは、パートナーの要請により、ガスコンロになったことが大きい。ちゃんと火を見る生活をしないとダメだ、と。そういうわけでオール電化ではなく(プロパン)ガスを導入する。それであれば折角ガスの基本使用料を払うので、ガスコンロだけでなくお湯にもガスを使おうというわけだ。もっとも、プロパンガスは高いので、使い過ぎても光熱費としては結構辛いのだが。

加えて「はぴeタイム(関西電力)」の申込が終わってしまったこともある。普通の「従量電灯A」では深夜電力が安くならないし、「時間帯別電灯」では一番電力を使いそうな7時台や19時台の単価が高くなってしまう。それに、1kWh当たりの料金単価も上がり続ける傾向にある。
それらを考慮すると、エコキュートを入れる余地がなくなってしまっていた。まあ、エコジョーズはシンプルで設備も高価でなく、場所も取らないので結果としてはオーライかと思っている。でも、すぐに温かいお湯が出てくるエコキュートはやはり魅力的だなあ。

それに、床暖房も導入するのだった。ガス式だ。なので、エコキュートがそれの方針にも反しており、結果的にはエコジョーズとなったわけだ。

EkoEko