電気配線はそれほど多くはいじっていない。コンセントの位置はハウスメーカーから出されてきたのと、自分の考えていた位置がほとんど一致していた。基本は、部屋の手前と奥に2箇所。クローゼットなどの扉がある場合は、それと反対面に。

キッチンは、ブレーカー独立のコンセントを追加した。電子レンジ、炊飯器と電気ケトルを考えると少し余裕がなかったので。炊飯器の位置って悩むなぁ、と。人の家を拝見しても、しっくりいってないように思うこともある。調理器具じゃないので、料理中に使うわけでもなく、コンロから離れていても良いのだが、ちょうど置きやすいところがない。電源近くに置かざるを得ないし。

それから、階段下の物入れの中にコンセントを追加。これは、スティック掃除機の充電と別項で述べるLANボックスのため。ここは私の懸念事項だったので、ちょっとこだわり。

それと、リビングエアコン用に200V電源を中央に一つ。リビングの端には別にエアコン用100Vが設けられている。元々100V電源が2つだったのだが、変更してもらった。ハウスメーカーによると、エアコン2台取り付けとして、100V電源2つの要望があるみたいだ。
そこで、現行販売されているエアコンの性能を比較検討してみた。確かに、エアコンは容量(適用畳数)が大きくなると、効率が落ちる。サイズも大きくなりやすいし、販売台数が落ちるためだろう、価格もやけに上がる。稼働音が大きくなるのもマイナス点。
18畳を超えてくると、出力の関係上200Vのエアコンが標準になってくる。逆に小さめは100Vしかない。したがって、小さめの容量のエアコン2台取り付けを前提とすれば、100V2つが適切だろう。うーん、それもあり得るなぁ、と。
しかし、武骨に出っ張るエアコンが2つも付いているのはいささか気に入らない。同一機種でリモコンを1つにしても、あるいは他機種で2つにしても、何だか操作が面倒そう。なので、やはり200Vのエアコン一台でしのぐことにした。昨今の断熱性能を信じて、18畳用くらいで奥行が300ミリを少し超えるくらいにする。機種選定は別途購入の際に。
出力不足が顕著だったら、補助的にもう一台の購入も考えよう。しかし、元々あまりエアコンを使わない生活なので(暑いときは暑く感じるべきなのだ。寒さには毛布があるし、切り札の床暖房が……)、何とかなるだろう。一続きの和室の冷暖房がどうしても気になるが、最悪は和室にもエアコン導入を検討ということで。

それから最後に、EV(電気自動車)用200V電源を駐車場近くに。できれば、EVに乗りたい自分だが、まだ性能が追い付かない……。なので、ここは先行的に設置している。PHV(プラグインハイブリッド)にもちょっとは使えるし。

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