インターネットは、光回線などの有線を前提にする場合、家庭内のLAN配線はいささか考えてやらねばならない。WiMAXなどの無線ならあまり考えなくても良いだろうけど。

まずはその有線・無線をどうするかなのだが……。独り身ならテザリングだけで済ますこともできるが、家族で複数人だとやりにくい。とはいえ、インターネットをスマホだけで行うなら、もはや家にはインターネット回線は要らない気がする。

私の場合、デスクトップPC用のしっかりとした回線が欲しいという古い人間なので(というかフレッツ光契約の2年縛りがあるという事情も……)、光回線を敷く予定だ。
そうすると、まず電柱から引いてくる線は風呂上の空間のボックスに落とされる。そこから、さらに手の届く位置のLANボックスに引いてくる。このLANボックスの位置が問題だ。昔ながらの固定電話をベースにした場合、リビングに置かれる。そうすると、光回線のターミナルやルーターなどはリビングに置かなきゃならなくなる。ごちゃごちゃとした、それぞれに電源がいる武骨な装置が、だ。もしも、無線LANに拡張するのなら、さらに装置が増えることも。気に入らない。

なので、LANボックスは階段下の物入れに配置することにした。基本はそこに装置群を配置し、見えないように。そして、そこから無線LANでインターネット環境を構築する。
但し、無線LANだけではどうも心配だ。何故かWi-fiが切れることや、電波が弱い何てこともある。それに、通信速度のネックは無線LANになるし……。そんなわけで2階の書斎兼作業部屋(デスクトップPCの設置場所)だけは有線LANを敷いておくことにした。

まあ、こんな有線LANの技術も10年経てばどうなっているかわからない。遺物と化すかもしれないが、今は最高のインターネットライフのために。既に私のインターネットライフの多くは、格安SIM+タブレットで賄われているという現実に少し目をつぶりつつ……。

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