電子レンジと炊飯器。最初の設置としてはそれらしか考えていなかった。電子レンジはサイズが大きい上に背面に熱が籠もりやすいし、炊飯器は水蒸気を逃がすところや開いた時の空間が必要だ(最近の炊飯器は水蒸気が出なかったりもする)。まあ、既製の水屋を設置するのなら、その空間はまず確保されているが。収納に隠して使いたい時だけ取り出す方が見栄えには美しいかもしれないが、多分使うのが面倒くさくなる。電子レンジも炊飯器も滅多に使わないタイプには、そちらの方が向きそうだ。

当初はそれで良かったのだが、気がつけば手狭になってきた。
初めに電気ケトルを置いた。コンセントは一つ使用するが、まあこれは邪魔にならない想定内。
意外なところは電気圧力鍋を購入したこと。炊飯器より少し大きめな感じ。使う頻度はまだ多いわけではないが、しまっておく収納があまりないのでずっと鎮座している(戸棚は結構既に食器や小物で埋まってしまっている)。生活リズムが変われば、急に使い出すかもしれないし。
パートナーの方向から、ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ(コーヒーメーカー)もやってきた。ドルチェグストを使っていた時には別のところに置いていたのだが、バリスタも転々とし、今は電気圧力鍋の横にやってきている。毎日使うのでしまうわけにはいかない。
さらにミキサーもやってきている。子供がいるとやはり野菜をどうにかして食べさせたいという欲求があり、野菜ジュースが作りたくなる。家に女性が多いとお菓子や料理作りが増えるし、いろんな用途に活用できるミキサーは便利だ。が、これは比較的スリムなので必要ない時は何とか戸棚に入ってくれている。
そして、電気かき氷機。季節物だから夏にしか出ない。サイズとしてはミキサーと似たようなもん。
そして、炭酸水メーカーもついにやってきてしまった。こいつは生活スタイルによっては頻繁に使用するので、基本炊飯器の横くらいに常設されそうな気がする。電気が不要なタイプなので、コンセントは専有しないが……。
それからそれから、実はパン焼き機(ホームベーカリー)も人からもらっているのだが、これはほとんど使わないので、別のところにしまわれている。それはそれで存在を忘れてしまうので良くないのだが。

というわけで、これまでのたった5年足らずの変化を考えると、電子レンジ・炊飯器スペースは今後良く考えなきゃいけないゾーンになってくるであろう。いろんな調理器具がさらに増えていくことを想定しておかねばならない。そういうものを綺麗にしまい、いつでもスムースに取り出せる収納。十分なコンセント数。広めのスペース。目隠しカバーできるような工夫。
個人的にはシンプルな生活がしたいけれど、便利そうな、健康的そうな、面白そうな調理器具が出てきたら買いたくなるのもあるんだなぁ。20年後にどうなってることやら。

一番最初(コンセント工事前)
5年足らずで……(まだ炭酸水メーカー未設置。ちょっとデフォルメ)