住んでいる家は現代建築ではあるが、いささか和風である。それにおいて、庭も日本庭園とは言わないが、まあ地味な普通の庭になっている。と言うか、どのようにでもいじれるように砂利さえ敷いてもらわない更地のままで受け渡してもらった。
そういうわけで、今まで木製デッキパネルを敷いたり、人工芝を敷いたり、小さな畑をしたり、砂場をしたり……。が、基本的に庭の方向性はパートナーのマターだ。そして、パートナーとしては、和風の建屋を他所に、イングリッシュガーデンを目指すべく、少しずつ手を入れてきた。

ここにきて、益々のステイホームの中、イングリッシュガーデン化は加速し始める。ガーデンアーチとトレリスを購入した。ガーデンアーチはてっきりバラ用かと思ったのだが、常緑性の点で外されているらしく、まだ模索中だ。緑のトンネルに面白味を感じないわけでもないが、私のイメージは秘密の花園級の庭サイズだ……。
で、このガーデンアーチは焼付塗装された鉄製だが、比較的線が細く軽めだ。組付けもボルトレスでパイプ同士を差し込むだけ。取り回し易いのだが、歪みやすいし、倒れやすい。歪みが原因ですぐに差し込み場所から外れそうだったので、ちょっと屋外用接着剤で固定した。先端を地面に20cmも挿すと一応は安定したが様子見。場合によっては埋め込み周りのブロックやコンクリートによる補強がいるかもしれないし、台風対策にウエイトへのくくり付けが必要かもしれない。

ガーデンアーチ(やや心もとなく立っている)

次にトレリス。目隠しフェンス的に使えるように並べられているが、これもΦ8mm程度の鉄製で、並べてみたものの平べったくて頼りない。余りに頼りないので、接合の金物で連結してやると共に、両端の先端はコンクリートブロックを埋め込んだ。インスタントセメントで固めようと最初思っていたのだが、やり直す時を考えると億劫だし、掘り返す時に一杯出てきた小石をブロック周りにもブロックの穴周りにも十分に詰めることで固定できそうなので、これもこれで様子見。地盤沈下などしたらどうなるかわからんが、その時はその時だ。やり直し易いのがいい。もっとも、こちらのほうがガーデンアーチよりも台風対策のウエイトは必需な気がしている。

ちなみにトレリスの垂直をちゃんと出そうと、木製フェンスを作った時にちょっと活用したレーザーレベル計を取り出したのだが、暗すぎたし、反射する物が少なすぎて使えなかった。しかも水平方向のレーザー出なくなってるし。やはり、ちゃんとした物をちゃんと手に入れなきゃいけない。

何とかして垂直と高さを合わせた

というわけで、イングリッシュガーデンにはまだほとんど近付いていないが、これからの発展を心より祈願している。日英合作のええ感じの家に果たして成るだろうか……。