中が完了したが、外構は遅れがちだ。排水溝と駐車場で湧き出す水の対策に時間を取られている。駐車場はコンクリートを貼ろうとしていたが、土の上に出てくる水の量を考えると、もう一工夫いるようだ。一度掘って、透水管というもので水を集め、側溝に流す方法を取るようだ。それなりに費用がかかるのだが、その辺はいろいろな兼ね合いで何とかなりそうだ。

そんなこんなで引渡し後も外構は続く見込みだが、内部の確認として内覧会を行った。ここでは、細かい傷や建具の動作不良、施工忘れなどを細かくチェックする。内装や内部設備の状態そのものは、何度も顔を出して確認しているので特に説明は不要。もし、遠方でそれまでほとんど見に来れていない人なら、仕上がりを確認する場にもなるのだろう。
細かいところを見て回ると、ちょこちょこと発見できる傷はある。一応指摘はして補修はしてもらうが、正直、私もパートナーもあまり気にしていない。こんな傷、1週間も住めばすぐ付くっていう気持ちだから。
ふすまの一部の施工ができていなかったり、天井の少しの汚れなどはあった。まあ、そこはどうにかして欲しいところ。また、サラウンドスピーカー配線の引き回しを頼んでいたのだが、1口(1対)のターミナルが付いている……。サラウンドスピーカーは左右で一つである。一つのスピーカーには+と-の端子がある。それで1対だ。だから、2口ないとおかしいとすぐにわかるはずなのだが、その辺は知らない人は知らない、か。とにかく頼んでいたターミナルとそもそも違うものが付いているので、そこは差し替えてもらう。

で、外回りも確認した。外壁に関しては、結構塗装が飛んでいるのだ。下回りや軒裏の吹付け塗装をしたときのものだと思うが、樋などに割と飛び散っている。ここは養生が不十分と言わざるをえない。そういうもんなのかもしれないが、少し技術的にどうなんだろうも思われた。泥はねも少しあったが、これはまあ、ざっと洗い落とすくらいで。

それで内覧会は終わり。後は内部設備の使い方を、アフターメンテナンスの方から簡単に説明してもらった。大体見れば操作はできるが、換気口の使い方やちょっとお手入れの仕方、特定保守製品の説明などはとても参考になった。その場で疑問点を先に解消してもらい、また不具合が出てきたらここに連絡してくれれば良いと伝えられるだけでも、安心感と信頼感が生まれてくる。

living
リビングの端から端まで細かくチェック
toilet
トイレも確認
monitor
モニターの使い方を学ぶ