壁紙が貼られる
壁紙が全て貼られた。
見てて面倒だろうなあと感じたのは手すりやクローゼットのポールなど。壁紙を貼る前に一度施工されているのを、外してから貼っていく。そして終わってから、また付け直す。そうしないと壁紙を傷めたりしてしまうのだそうな。もし先に壁紙が貼られていると、付ける位置をやり直そうとしても、既に壁紙には穴が開いてしまっているわけで……。そんなわけで、一度外された手すりやポール、棚柱、ドアなどが寂しそうに佇んでいた。次に見るときには自信満々で取り付けられているだろう。
しかしやはり、壁紙とは想像通りにいかないものである。思った以上に白かったり、主張したり、しなかったり。アクセントとして一面だけの壁の壁紙を変えてあるものの、色が薄いとあまりインパクトがない。もう少しコントラストの強いものを選べば良かったかなとも思う。が、明るい日差しが入っている昼間だったので、夜になるともう少しコントラストは出てくるかもしれない。もっとも、あまり強い色だと部屋にいても落ち着かないとか、人によっては趣味に合わないなんてこともあるので、控えめなほうがいいにはいいのだ。
その中で、パートナーが特別に選んだ壁紙については、実に主張が際立っていた。2階のトイレと寝室のウォークインクローゼット(WIC)の柄はまあ派手だ。そんな人目につきにくい場所だけを錦に飾る江戸っ子気質はまるでないパートナーなのだが、こだわったところはそこだった。遊び心でやってまずいことになっても、まあ許容できる場所として選んだようだが。書斎ももっとワイルドな壁紙にすれば良かったかな、とそれらの派手な壁紙を見て思った。
ベランダにもジョイント式のパネルが敷き詰められていた。これは標準設備だ。灰色の無機質な床になっていなくて、ほっとしている。もっとも、グラデーションのついた大きなレンガ畳みのような感じで、和風とは言いがたい。将来的には好みで安価なウッドパネルと入れ替えるかもしれないが、今のところはそのままで。
コメントを残す