固定資産税の算定のために、役所から調査が来た。役所ならではの怒涛の平日待っとけモードで。それほど暇ではないのだが、転居届もしなければならなかったので、休みを取って。が、役所からわざわざ来てもらい、その後で私がわざわざ役所に行く。実に非効率的な日だった。そして免許の住所変更を忘れてしまった……。

役所からは2名来て、一人の方が図面を写している間に、もう一人の方が税金関係の説明をしてくれた。細かい算定方法以外は大抵知っている話だったが……。それにしても聞いていると来年の確定申告が益々億劫に感じてしまった。役所が説明し、書類は法務局で取り、税務署へ申告。それぞれ別の場所にある。とても効率的な国家だな、と。

写し終わったら、設備の確認。家のいろいろな設備ごとに点数を付けていくらしい。壁紙から床の材質まで。漆喰壁のほうがクロス壁より高いし、畳のほうがフローリングより高いそうだ。工賃が入るから、らしいが。無垢のフローリングなら、材料が高いのでどうなのかわからないが。
それこそ、全部屋の壁と天井、床、クローゼットを全部確認した。それから、床暖房の有無とインターホンに録画機能があるかまで。最後に外観をチェックしたが、どこをどう見たのかはわからない。ここも窯業系サイディングかタイル貼りか塗り壁かを見ていたのかと思う。

それで、算定作業は完了した。丁寧な説明と対応をいただいて、気持ち良く終えられたのだが、今後やってくる税金を思うと、気持ちが全然すっきりしない。減価償却されていき、価値は落ちていくので税金は減っていくが、優遇措置も徐々になくなり、それらが相殺したら御の字という感じ。やれやれ、これからだ。

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