住宅ローン控除のため、初年度は確定申告が必要だ。大分前から意識はしていた。

法務局へ行って必要書類をもらい、税務署へ行って作成するという手もあったが、平日に行かねばならないし絶対に混むので全てWebでやることにした。どちらみち、税務署に行っても備え付けのPCで確定申告書を作ることになるわけだし。

確定申告書は、国税庁のホームページのシステムを使った。質問に答えていくような形式なので、余程わからない用語がない限りやりやすい。同時にインターネットで調べられるし。途中保存もある程度でき、焦らずに作れる。

少し面倒なのは法務局で手に入れる登記事項証明書。役所からは法務局で手に入れた足で税務署に行くルートを勧められたが、法務局が小さいので絶対に混む。これも、登記・供託オンライン申請システム(http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/)を使えば、オンラインで申請できるし、郵送もしてくれる。郵送料を入れても安い。
と思っていたのだが、住宅ローンの担保設定の際に土地・建物の登記事項証明書は既に入手していたので、それでまかなった。

住民票(これもいろんな手続きの際に幾つか手元にあった)を役所で発行し、源泉徴収書を会社でもらい、銀行から送られてくる残高証明書があれば、基本的な必要書類が揃う。
土地の売買契約書や建物の工事請負契約書は手元にあるので、コピーすれば良いだけだ。

後は国税庁ホームページのシステムの指示にしたがい入力し、プリントアウトすればほぼ完成したのだが、付け足し作業としては、長期優良住宅としての申請と補助金だった。
長期優良住宅として申請するメリットが今一つよくわからなかったのだが、念のために。認定書はコピーするだけ。住宅用家屋証明書はハウスメーカーが入手してくれていたので(担保設定の時に使った)、それをコピー。
補助金は、省エネ住宅ポイントをもらっていたので。が、事務局のホームページを見ても、「額を証明するもの」がどれに当たるのか全然わからない。悩みながら、取っておいたポイント発行のお知らせハガキをコピーした(家の中を相当探したが……)。結局、この補助金を入れようが入れまいが、控除額が変わってくるほどではないのだが。

そして、所管の税務署に郵送して終わり。宛先の貼り紙もプリントアウトしたものの中に一緒に含まれていた。
何とかできた、気はする。後はちゃんと控除されるのか確認するしかない。郵送が不安な人は、手渡ししに行った方がいいかもしれない。
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