サカナとカエルの違いは何だろうか? あらゆるところが違うような気もするが、私としては鳴くかどうかを挙げたい。サカナは鳴かない。いや、我々には分からぬ方法で鳴いているのかもしれないが、少なくとも季節を感じさせる鳴き声は聞こえてこない。

かたや、カエルも美声とは言えない。豚が喘息患ったような声と大差ない。輪唱っぽく楽しげでもあるが、これも数が多すぎると自由気ままなオーケストラみたいに、イーッとなってくる。もし、カエルがインコやオウムみたいに人の言葉を覚えたら、どうだろう? 毎夜毎夜田んぼの中から、やかましい井戸端会議が聞こえてくる。道端での会話なんか全てコピーされている。噂話なんかできたもんじゃない。壁に耳あり、田に蛙ありときっと言われるだろう。

さて、というわけでもないが、今年はプールを庭ではなく駐車場に置いている。庭に雑草が多いというのもあるが、天蓋というかシェードを上につけて、日射し対策をしたかった(らしい)。もっとも、シェードをつけたものの、昼過ぎからは駐車場は元々日陰になるので、シェードそのものの意味はあまりなかった。結果的に日射し対策にはなったが。

そのプールというのが、サカナが大きく口を開けた形なのだが、カエルにしか見えない。なるほど、後ろを見ればサカナなのだが、ずんぐりむっくり感はどう見てもカエル。それ故、サカナとカエルの違いは何なのだろうか、と。

駐車場は駐車場として使っているが、考えてみると他にもいろいろ利用できる。これから駐車場を作ろうと考えている人は、それ以外の使い方もちょっと気にしてみる方が良いかもしれない。

  • 花火をする。
    道路に出てするとどうしても車が気になるし、庭は火の粉や蚊を考えると結構心配。花火をして遊ぶには駐車場が適している。
  • バーベキューをする。
    まだしたことはないのだが、これも火の粉があるので庭は少し心配。手狭でもあるし。うまく日陰ができるのなら、昼間でもやり易いし。配置によるのだが、発生する煙が隣家に及びにくくなる効果もある。
  • 工作をする。
    裏手で工作を考えていたのだが、電動工具だと音が、割りと出るし、空間が狭いので扱いにくい。庭だと撒き散らされるゴミが不評。駐車場なら万が一、塗料が少しこぼれてもそんなに気に病まない。
  • 真ん中らへんで愛を叫ぶ。
    あまりしない。
image
サカナかカエルか、それが問題だ。