以前鳥のエサ台を作ったことがある(→鳥のエサ台を立てる)。結局鳥はロクに来ず、しかも台をMDF材で作っていたために、ステイン塗料で塗装していたとは言え、反って反って見事にバラバラになってしまった。
そのままエサ台のことは忘れていたのだが、鳥の生体を解説している本を読んだ子どもから再びエサ台の要請が来た。なんでも、前回のエサ台には止まり木が付いていないため駄目だったと。さらに近くに水場も必要らしい。そんなわけでエサ台2021の設置を進めた。
柱としてはホームセンターであまり太くないが高さのある焼きの付いた杭を買った。それから止まり木用のヒノキの細い板も同時に購入。そして、台については前回の反省からハードウッドを使った。まあ、端材が余っていてわざわざ買う必要がなかっただけだが。中途半端な大きさのセランガンバツーの端材だったので、裏側で別の端材で繋いである。
ハードウッドは外で使うのに塗装の必要はないものの、太陽光で色褪せることもあるので、止まり木のついでに塗装しておいた。塗料にはこれも手持ちのゲル状ステインを使用。前にベンチ塗装に用いた物の余りだ。要らない布がちょっとあれば塗れるのでこういうとき便利だ。

ステンレスの木ネジとコーススレッドで簡単に組んですぐに完成した。で、米と水を乗せて待っているのだが、果たして鳥は来ているのだろうか。まだあんまりそんな気がしていない。まあ、鳥にはコミュニティみたいのがあって、ここにエサがあるよという口コミが広まらないとなかなかやってこない。鳥の世界はバズるのに時間がかかる。折角作ったんだから、そのうち来てほしい。もっとも周りが畑だらけで、即ちエサだらけというのがいささか気がかりだ……。

今度のエサ台は割と丈夫。鳥が乗りやすいかはわからないが。