太陽光発電を屋根に設置して3年半だが、突如発電しなくなった。天気の良い盆休みの真ん中にだ。出先から帰ってくると、パワーコンディショナー(パワコン)が起動していない。操作画面のメッセージを見ると、稼働している昼間に立ち上げ直せと書いてある。次の日日中に立ち上げ直しを試みたが、一瞬で停止に戻る。自家消費は動きそうな雰囲気だったので、電力線に電気を戻す辺りで上手く動かなくなったのかもしれない。

操作画面には故障時の電話番号が書いてあるのだが、ここからがいささか大変だった。盆休みだからというのが多分にあるとは思うのだが、電話を掛けると音声テープが流れる。番号で選択するのだが、押してもなかなか音声が先に進まない。しかも音声の最後に別の電話番号に掛けろときた。訝しげに思いながらも、フリーダイヤルでもない別の電話番号に掛けるとまた音声テープ。しかもダラダラと話したうちにインターネットから修理の申し込みが出来ると言う。普段ならインターネットからの申し込みの方が楽だしできるだけそうするのだが、操作画面にも設置時の書類にもインターネット申し込みのことは書いてないし、このまま素直にインターネットでアクセスしてもまたたらい回しにされかねない。ここで自分でやる気は失せた。

書類には設備設置業者に電話するようなことも書いてあったので、そちらにダメ元で連絡。さすがに丁寧な応対で説明に時間はかかったが、業者の方からメーカーに問い合わせしてくれるとのこと。多分、自分が難儀した同じ方法を最後までやってくれたのだと思うのだが話を通してくれて、メーカーから電話が改めてくると説明いただいた。とても感謝している。
で、待望のメーカーからの電話がきたのだが、取りそこねた……。まずいとすぐさま折り返しに電話したのだが、聞こえてきたのはまた例の音声テープ。どんだけいちびっとるねん、と。まあ、盆休み中だけれども。これなら、盆休み明けてからまた掛けてね〜という音声テープの方が余程良かった……。

でで、後日やっと電話で繋がり、盆休み明けに故障状態を確認に来てくれることになって、見てもらったら「パワコンが壊れてますね。交換品を今から手配しますね」と。いや、パワコン壊れてるて言うてますやん。エラーコードも伝えてますやん。そら、現場の復旧で運良く直る可能性もあるけど、直らん可能性の方を軽視し過ぎちゃいまっか?

故障理由は落雷か何かではないか、と。結構晴れた日でしたけど、まあ遠方の落雷が原因で変な雷サージが入ったとも考えられる。若干、電子回路の脆弱性に疑問は覚えるが仕方あるまい。
結局、手配が終わっても天候が良くないと取り付けと確認ができないと言われ、交換が完了したのは20日ほど経ってから。長かった。勿論、保証期間内なので無料だがその間の売電量を考えるとかなりの損害が出た。

いずれパワコン故障は来るかもとは思っていたが、あまりに早い到来とあまりに今一つな修理対応。まあ、盆休み中だったけど……。保証期間を過ぎた時のことを思うと、やや不安が残る事件であった。

エラーメッセージ
エラーメッセージ
発電が無くなる
発電が無くなる
パワコン交換後、復活
パワコン交換で発電が復活