家の古さはまず外壁に見えてくると思う。何とも言えない年季の入った風合いを見る時、この家が見守ってきた歴史を感じずにはいられない。

我が家の外壁は、下はケイミューの『セフィロウッド』のスモークチタン色で、上は同じく『シュトラール』のベージュ色と2カラーで構成されていて、どちらも光セラだ。その外壁の出来具合に関しては、出来上がった当初にいろいろと書いた(→外壁の選定について)。
1年半経って、どのようになったかを報告したい。

結論から言うと、どうもなっていない。光が当たり、雨が当たる部分については本当に綺麗なままだ。何も変化がないように見える。一方で軒下のようなところになると所々で小さく汚れていたり付着物が付いた部分がある。恐らく虫や鳥のせいではないかと思う。虫が歩けば粘着性の物が残る可能性があるし、鳥の糞が少しだけ飛んでくる可能性もありそうだ。
それ以外には特にシミもないし、良好な状態だ。少しついた付着物は取り除きたいものの、セフィロウッドの表面の弱さを考えると、表面塗装から剥がれてくるだろうと思われるのでそっとしておくことにした。

最近、車で近くを回ったりすると、木目調を外壁に取り入れた家が増えてきたような気がする。単に気づくだけなのかもしれないが。ベランダの外側面にワンポイントで入っている場合が一番多いように思える。どちらかというと、バレルウッド系の模様だ。木目調についてはこちらの色合いも良かったなぁ、と思うこの頃。これから先もっといろいろな木目調が出てくればいいと願うし、無垢材を張ったような雰囲気が出ると益々面白いのではないか。あるいは、年月を経るごとに色合いが変わり、シルバーグレーや焼き板の風合いが出てくるのも、人によっては好まれるのかも。

Sephiro1
野ざらし部-特に変化なく綺麗なままだ
Sephiro2
セフィロウッドの軒下部-若干の付着物が見える
Strahl1
シュトラールの全体-特に異常なし
Strahl2
シュトラールの全体-拡大しても大丈夫